関連フォトギャラリー-PHOTO GALLERY-

建築実績フォトギャラリー

アウトサイダーアートの家
世界中を旅し、余暇には絵画やオブジェなどの創作活動に取り組むサラリーマンのための家。 便利で機能的である以上に「アートを感じられるような家」が求められた。 基本的な強度や性能を満たした「がらんどう」を用意し、残りの部分はどんな環境でも自分らしく生きてきた建て主に多くをゆだねることにした。 議論を重ね自らの手も動かしながら、利便性や合理性の追求からは生み出せない形姿の創造を試みた。

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八多の家2
農家の納屋を若夫婦の住宅として建て替える計画。建て替えとはいえ、隣接する母屋などを含めたこの敷地の建築群で考えれば、一部分のリノベーションといえる。 「劇的」にではなく、むしろわずかな変化で、課題を解決し、周囲の環境には自然と溶け込むようなリノベーションを目指した。 長く時間を積み重ねてきた家とまちに対して敬意を表した結果である。

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淡河の家
農業形態の変化や家族構成の縮小などで空き部屋の増えた農家住宅のリノベーション。 母屋を総2階建のプレハブ住宅に建て替える計画を見直し、隣接する納屋と一体的に計画するようクライアントに提案した(構造的にはエキスパンションジョイントによって切り離す)。 母屋に必要な機能の一部を耐震補強した納屋でまかない、生まれたゆとりの部分を多様な屋外・半屋外空間として設え、外部環境との新たなつながりを生みだした。

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ビルノナカノイエ
4階建て貸しビルの2階から4階をオーナーの住宅として改装。 諸事情により開口部や階段の位置は変えられず、動線はほぼ自動的に決定され、各居室は長い廊下と階段で結ばれた。 これまでワンフロアで暮らしてきた家族にとっては、空間相互の独立性が高すぎる間取りである。 そこで各居室を「ウチ」、通路部分を「ソト」と見立て、その境界にさまざまな工夫を施すことで、両者の間に多様な関係性をもたらそうとした。

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八多の家
築85年の古民家のリノベーション。 勾配屋根の軒先を延ばして繰り返された増築によって、極端に天井高の低い居室が複数つくられ、床にはさまざまな段差が生じ、オリジナルの部分は風通しや日当たりが悪くなっていた。 この延長された軒先を切り、水平屋根に変えて頭上を開放することで、開口を確保し、床の段差も解消した。 屋根にはめ込まれたドアを跳ね上げると新たに生まれた屋上が現れ、その先に田園風景が広がる。


建築家プロフィール-ARCHITECT INTRODUCTION-

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1969 神戸市北区生まれ
1992 神戸大学工学部環境計画学科卒業
1994 神戸大学大学院自然科学研究課修士課程修了
1994 高口恭行・造家建築研究所入社
1999 宮本佳明建築設計事務所入社
2005 eu建築設計設立

■資格
JIA登録建築家/一級建築士

建築家からのメッセージ

重視していることは、
・クライアントに満足していただけること。
・施工者に充実感を味わってもらえること。
・その場所の風景の一部として永くあり続けること。
です。そして、つくることの喜びとたくさんのエネルギーを費やして環境をかえることの責任を感じながら取り組んでいます。
場所の特性を深く読み込み、クライアントと対話を重ねながら、その場所・その人だからこそ出来るような建築になるように心がけています。


会社名: eu建築設計 
代表者名: 村上 隆行
TEL: 078-201-7481
URL: http://www.at-eu.com/