関連フォトギャラリー-PHOTO GALLERY-

建築実績フォトギャラリー

森本歯科医院
姫路駅南の主要幹線と旧街道に面して建つ6階建ての手術室や病室を備えた住宅付歯科医院。診療しながら建替えを行う計画は工事中の診療にも、利便性と魅力、期待感を抱かせるものであり、趣の異なる道路に対し、間連性と対応性を考えたファサードのあるT型の平面プランである。主要幹線側は主動線で、ダブルスキンのカーテンウォールは上層部の内部空間と外部に緩衝帯として、夜間は柔らかな明かりの壁としての役割を持つ。医院内部は非日常を意識させる空間で構成している。

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梅ケ谷の家
パッシブソーラーシステムにより、室内環境を均一化した四季を快適に過ごせる木造住宅。住宅地の傾斜地の高低差を活かし、箱を積み重ねていく。、セットバックにより得た駐車スペースは前面のT字路にゆとりをつくり、箱の建物に場を与える。車好きの主人の唯一の希望は趣味室として、居ながらの車庫。ガラスの階段のある吹きぬけリビングと共に、車庫とつながる空間は内部空間の大きな要素になっている。

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しんわがくえん
住宅街の変形敷地に建つ児童養護施設。背景の山、川に面して居住スペースを配置し、児童は自然と暮らし、地域住民のプライバシーを守る。建物は敷地の辺に合わせて計画し、中央に光庭を設け、動線の中心としても機能している。外観はおおらかに明るく、楽しく、居心地の良い家を形や色彩で表現。木材を多く使う内部空間はあくまで温かく、安全、そして少しおしゃれ。児童の笑い声が絶えない、こころのよりどころとなる家は地域のランドマークとしても場を得ています。

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造り酒屋の古民家リフォーム
親世帯が1階に暮らし、長男家族が実家に戻るための、旧街道に面して建つ大正時代の大型古民家の2階を主としたリフォーム。1階の吹き抜け土間に、ガラスと漆喰で構成する2階へのアプローチを設け、2階は一部が居室で、大半は小屋裏納屋として埃が積もる状況を、大型古民家のダイナミックな梁を表しにする、既存の構造材は全て残す、古材は磨き使う、古民家のもたらす素晴らしい趣きを五感で感じる。キッチンは未来型を提案し、その対比が一層、建物の歴史を助長する。

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ひらの矯正歯科
市内の主要南北幹線に面して建つ矯正歯科。家具の趣味を語ることから計画が始まり、小中高生の患者が多く、治療までを楽しく過ごせる、そんな空間を目指す。長期の治療に通う、その度にわくわくする。ガラス張りのエントランスからアプローチ階段、待ち会いは広く、吹き抜けを囲む上階はギャラリーとキッズコーナーにする。待ち会い、診察室からは行きかう車や背面の自然が楽しめ、患者を和ませる。モノトーンとガラスの外観はシャープで、昼夜を問わずにナチュラルに存在をアピールする。


建築家プロフィール-ARCHITECT INTRODUCTION-

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1955 兵庫県姫路市に生まれる
1980 (株)創設計事務所入社
1982 1級建築士事務所アトリエフォルム設立(1991~有限会社に社名変更)
1996 第6回姫路店舗コンクール最優秀賞受賞 伊勢屋本店
1997 第3回くすのき建築文化賞 姫路北条郵便局
1999 第4回くすのき建築文化賞 こばやし小児科医院
1999 第2回兵庫県人間サイズのまちづくり賞受賞 姫路市立城東公民館
2004 兵庫県宝塚総合庁舎屋上緑化設計競技 優秀賞受賞
2006 第7回兵庫県人間サイズのまちづくり賞受賞 歴史と出会えるまちづくり船場城西の会 まちづくり活動

■資格
JIA登録建築家/一級建築士/兵庫県ヘリテージマネージャー/CASBEE建築評価員

建築家からのメッセージ

時を経て、味わいのあるものを造っていきたい。いつも、メモリーワークを心がけている。施主との関わりは計画、設計、工事中は入口で、使われてからが評価であり、多くの施主とは竣工後、ずっと付き合っている。その後のニーズに対応しながら、新たな仕事の機会も得ている。プライベートで歴史景観地域でのコミュニティ、まちづくり活動に参加し、世代を超えた様々な人たちと、地域をフィールドにアイデアを出し合い楽しい時間を送っている。町並み、景観をより一層意識しての仕事、通りに町にプライベートに、美しくも楽しい空間を創造する仕事を心がけている。


会社名: 有限会社 一級建築士事務所 アトリエフォルム 
代表者名: 中山 栄一郎
TEL: 079-288-9339(代)
URL: http://www.at-form.com/